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家のメンテナンス。。の巻

 10年も経てば人と同じで至る所痛んでくる。北側の壁が黒くくすんでいる。次男が外壁塗り直したら、と言うので早速、小平商工会に塗装業者がいないか調べました。いましたので見積もりを出してもらった。巻尺でざっと計ったようですが素人目に見ても正確じゃないよな、という感想です。屋根もやらないといけません、と言われました。そんな折に新聞広告にあった外装塗装の講習会のチラシ。早速行ってきました。目から鱗が落ちるという表現がありますが知らないということは騙されるということです。
何故こうした講習会を開くのかという話から始まりまっとうな施工の仕方、方法などのレクチャーを2時間かけて受けました。
 まず、塗装業界では施工後のトラブルが多いそうです。家を建てるには建築法に基づいた設計図をしかるべき役所に出して許可を得なければ建てられませんが塗装業界にはそもそも基準となる法律が無いので悪徳業者はやりたい放題?らしいです。そうした悪徳業者を締め出すためにも知識を持ってほしいということで講座を開いているとのことでした。
 ではきちんとした業者とは、頼めば事前に外壁、屋根瓦、破風などの写真を撮ってここにヒビがカビが亀裂があるなど説明してくれる業者は信用できるようです。尚且つその位置状況も分かりやすいように動画も添えてくれるならベストだそうです。そして何よりも私も知りませんでしたが自分の家の外壁と屋根の面積、これを知ることが大事。これですべての材料、例えばペンキが何缶必要なのかが算出できるのです。大体、普通の業者だと目分量で面積を出しそれをもとに材料を仕入れます。場合によってはペンキが足りなくなる、するとどうするか、薄めるのです。ペンキの種類でその性能、1㎡あたりに使うペンキの量、下塗り中塗り上塗り、そしてそれらに必要な乾燥時間はペンキを制作している会社ごとに定められていて、その通りに使ってもらえればペンキの性能が発揮されて10~15年は今後持ちますよ、となるわけですが5~6年で不具合が出た場合、例えば雨漏り、使用方法がその限りではなかったということになりますが始末に負えないのは一度ペンキを塗ってしまうと元の状態が分からなくなるということ。専門家でもどう修復してよいのか不明になるということでした。
 さてそこで家の面積、業者の中には面積が分からねば家の坪数を聞いてくる者もいるようです。自分の家の坪数なら誰でも知っているので答えられる。でも皆さんホントに坪数で面積が出せます。家の形状で面積が決まるわけで地べたに塗装するわけもない。しかも中には目算でペンキを塗る必要のない窓なども大雑把に含めてしまうことも多いようです。
 実際の面積を知りたければCADというソフトに家の設計図から必要な寸法を入力すると窓面積を除いた正確な面積が出せるようです。
 この講習に参加した人には無料でCADを出しますよと言われ後日ご足労頂き設計図のコピー同時に外壁、屋根の状態、動画も取って頂きました。正確な面積を知ることができました。そして現在の状態も知ることができました。
 先に見積もりを取った業者とは80㎡以上違いがありました。
見積もりを数件とるにしてもCADで算出しない限り見積もり面積はそれぞれ異なります。
今年はいろいろ事情もあるので来年外装をこの会社に頼もうと思っています。
1年経てば状態も変わるだろうから再度調べさせてくださいと言うことでした。
面積は変わらない。

暮らしの中の合気道
合気道   小山田道場

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